2018年2月24日

カングー、ブレーキローターの交換①


カングーのブレーキ・ローター(ディスク)を交換することにしました。


以前、ローターの摩耗状況をチェックしたところ、交換時期が近づいてきていることが分かりました。この車には13~15年ほど乗ろうと思っているのですが、現在ちょうど8年経っているので 最初で最後の交換として良いタイミングだと思いました。走行距離は68,500kmです。

情報収集したところ自分で交換できそうだったのでやってみることにします。DIYの場合のローターの入手ですが、事実上2種類に絞られることがわかりました。1つ目はディクセル(DIXCEL)です。日本製で品質は折り紙付き・入手も容易ですが、価格がちょっと高いです。フロント17,000+リア24,000、計41,000円程度。



もう一つはbreni等の純正相当品。en&co.という販売店が幅広く取り扱っていて、価格はフロント12,500+リア20,500、33,000円程度。個人輸入すれば単価はもっと安いですが、重いだけに送料が結構かかります。他のものと一括でしたら考えますが今回は個人輸入は無しとしました。

価格差は8,000円、これをどう見るかですね。ポイントはベアリングです。リアの方が価格が高いのはハブベアリング内蔵だからです。最初は「何でベアリング内蔵なんだよ!高くなっちゃうじゃないか!」と思ったのですが、ハブベアリングだって(微妙ですが)消耗品といっても差しつかえない部品です。しかも私には(通常の)ハブベアリングの交換はできない(圧入機が無い等の理由)でしょう。となればディスクも一緒になってしまうとはいえ簡単にベアリング交換できるのは利点と考えることもできます。そうなると今度は「何でフロントはベアリング内蔵で無いんだよ!」と言いたくなりますが…。

個人的にはディスク自体にはDIXCELもbreniも違いは無さそうに思えます。しかしDIXCELの(たぶん)日本製ベアリングにはかなり惹かれます。カングー2発売からの時期的なものでしょう、ローター交換の事例が増えてきています。みんからのこちらの方も両者で悩んだ結果、DIXCELにして、ベアリングの滑らかさを体感されたようです。これを拝見したら私の気持ちもDIXCELへと傾きました。少しでも節約するためにフロントbreni+リアDIXCELにしようかとも考えました。

さんざん悩んだ結果、フロント、リアともbreniに決めました。あくまで個人的な考えですが、ベアリングの差が出るのは耐久性で、初期性能に体感できるほどの違いは無いだろう、不幸にも不具合が出たらまた交換すれば良いだろうと考えたのです。ちょうど2,000円引きクーポンがあって、価格差が広がったことが決め手になりました。最終的な支払金額は30,669円です。

フロントです。固定ネジが付属してこなかったことに軽くショック!実はこのネジをナメた経験があるのです。 最大の不安点です。



 「SCD series」の SCD は Silver Coating Disc のことで、錆防止の塗装のことです。純正ディスクはサビサビなので効果があればうれしいです。パッドが当たる部分もコーティングされていますので剥がれるまでは要注意ですね。


摩耗限界は21.8mmとのこと。ちなみに新品時の厚みは実測で24.06mmでした。消費できるのは2mmということですね。


ここからリア。写真ではコンクリートの上に直に置いているように見えますが、もちろん、そんなことは無いです。ベアリングがありますから慎重に扱っています。



こちらが問題のベアリング。手で動かしてみると回りますが重いです。外した純正も同じ感触でした。


「MADE IN GERMANY」 の刻印がありました。(フロントには無し)



摩耗限界は9.5mmとのこと。新品時の厚みは実測で11.05mmでした。消費できるのは1.5mmということですね。


写真にはありませんが、キャップとナットが付属していました。


 続きます。


2 件のコメント:

  1. このコメントはブログの管理者によって削除されました。

    返信削除
    返信
    1. 貴重な情報ありがとうございます!わからないものですね。
      念のため投稿は非公開にさせていただきました。

      削除