2016年1月26日

洗濯機の買い換え


使用していた洗濯機で、洗濯槽の汚れが洗濯物に付いたり、脱水時の振動音が激しいので買い換えることにしました。


今まで使用していた洗濯機です。

Panasonic NA-F700P

標準洗濯容量:7.0kg
標準使用水量:154リットル
幅599×奥行608×高さ963mm
重量:42kg


一度洗濯機を分解して洗濯漕を取り出し、カビ取りを行ったのですが、しばらくしたらまたカビが出てくるようになりました。残念ながらこの時写真を撮っていませんでした。結構苦労したので、もうやりたくありません。


脱水時の偏りで振動が出るのはある程度仕方がないのですが、この機種にはセンサーが付いていないのか洗濯機が移動するくらいの振動が頻繁に起こります。またこの時の音がものすごくて冷や汗が出るほどです。


それなりに古い(1999年製)物ですし選択容量7kgにも不足を感じていたのでそろそろ買い替えを考えました。


我が家には浴室乾燥機がありますので洗濯機に乾燥機能は求めません。ということでドラム式ではなく縦型にすることは即決。口コミの評判などを考慮してPanasonicと日立が候補になりました。さらに調査したところ、基本性能は日立、コース設定などの細かい機能性はPanasonicに軍配が上がるように感じました。豊富な機能は必要ないだろうということで日立に決めました。洗濯容量のカタログ値が同じでもパナソニックより日立の方が実容量が大きいと聞いたのも決め手になりました。

日立の中でも「乾燥機能はいらない・インバーター方式は欲しい」ということで「BW-〇WV」にすることは思っていたよりもすんなりと決まったのですが、最後まで迷ったのが容量です。7,8,9,10kgがラインナップされていますので、現状の7kgより大きくはしたいのですが、なかなか決断できません。

ネット上の評価でも店員さんに聞いても「容量で性能に違いは無い」というのが一致した意見のようです。例えば7kgの洗濯物を洗う場合、7kgの機種でも10kgの機種でも洗いあがりに違いは無い、ということです。もちろん同じシリーズの機種間での話です。同一シリーズであれば洗濯槽の直径は同じで違うのは洗濯槽の高さだということなので、同じ量を選択する場合、水の量(=水位)も同じ、つまり時間も使用する水・洗剤の量も電気代も同じ、洗いあがりも何ら違いは無いとのことです。厳密に言えば洗濯槽が長く重くなれば電気代は余分にかかるはずですが誤差の範囲でしょう。

「大は小を兼ねる」のであれば価格の折り合いがつけば大きいもの(BW-10WV)にしたいところです。まず9kgの価格が割高(10kgに近い価格)だったので外し、8kgと10kgで最後まで悩んだ結果、10kgで行こうということになりました。

ところがよくよく調べてみるとそれだけでは済まないことがわかってきました。この機種、予想以上に大きいのです。特に10kgの物は高さが高いです。

まず水栓の位置です。現在はこのように蛇口と洗濯機の高さに余裕があるのですが、BW-10WVだと干渉する可能性があります。蛇口の位置が床から1120mm、取水口の高さが1060mmで防水パンの高さ45mmを足すと1105mmとなり、余裕は15mmしかありません。


さらに防水パンの大きさが限られています。左は壁、右は作り付けの戸棚がありますので、この幅が精いっぱいなので取り替えはできません。防水パンの幅が630mm、洗濯機の幅が608mmですので一見問題なさそうですが、排水ホースの取り回しのスペースが必要です。


排水溝は右よりにあるので本体からは右に出すことになりますが、このように現状でも余裕がありません。古い洗濯機はもっと左に寄せることは可能ですが、新しい洗濯機は本体の幅が増えるので左いっぱいまで寄せても余裕があるのか不安です。


さらに洗濯機の上には作り付けの棚があります。もちろん本体は入るのですが、上蓋を開けた時に棚につかえないか不安です。普通の洗濯機なら上蓋は真ん中で折れる構造になっているので問題ないのですが、BW-〇WVシリーズはほんの少し先の部分が折れるだけですので、上方に大きなスペースを必要とします。棚の位置が床から1400mmで、洗濯機の蓋を折らずに上げると1365mmで防水パンの高さを足すと1410mmとなりますので計算上、引っかかります。ただし通常は蓋は折ってあげるでしょうから、そうすると1290mm+45mm=1335mmでギリギリOKです。蓋が完全に開けられなくても紐で括るとか工夫すれば何とかなると判断しました。


それぞれの寸法をミリ単位で測って検討したところ、BW-10WVでもなんとかなると確信したので購入しました。

続きます。



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